TCフォーラム2024年秋の学習会開催
TCフォーラム2024年秋の学習会が11月26日に開催されます。会員の皆さまの積極的な参加をお願いします。(チラシ)
◉ テーマ
どう刷新する、納税者支援調整官の仕組み!!
~納税者権利憲章(法)の制定に向けて
◉ TCフォーラム2024年秋の学習会開催の趣旨
わが国には、民間機関がつくった優れた納税者権利憲章がたくさんあります。しかし、国会・政府が制定・公表した納税者権利憲章(法)はありません。民主主義の価値を大事にする諸国では、議会・政府が納税者権利憲章(法)を制定・公表するのが常識です。加えて、これらの諸国では、納税者の苦情を聴く大きな耳を持った独立した機関(苦情処理機関/駆け込み救済機関)を設けています。憲章(法)と苦情処理機関はセットで、いわば1枚のコインの表裏のような関係にあるわけです。
TCフォーラムは、国会・政府の納税者権利憲章(法)制定・公表に向けて積極的に運動をしています。同時に苦情処理機関の整備にも力を入れています。仮に憲章(法)ができたとしても、国民・納税者が主役の独立した苦情処理機関がないと、憲章(法)が絵に描いた餅になりかねないからです。
わが国にも、納税者支援調整官という国の税務に対する納税者の苦情を聴く仕組みがあります。しかし、その存在は十分に周知されていません。苦情申出手続は不透明で使い勝手が悪く、活動実績も非公開です。まったくの密室行政で、聴く耳が小さすぎるのです。しかし、課税庁側にはこの仕組みを建て直そうという意欲はないようです。私たち国民・納税者が、民間活力を駆使し、納税者支援調整官を、主役である国民・納税者に大きく開かれた仕組みに急いで刷新しないといけません。刷新には、納税者にフレンドリーなアメリカの納税者権利擁護官制度などに学ぶ必要があります。
今回のTCフォーラム2024秋の学習会では、「どう刷新する、納税者支援調整官の仕組み」がキーワードです。きちんと徴税現場問題と向き合い、参加者と報告者の間で納税者の権利ファーストで刷新について討論をしたいと思います。
この討論を基に、今後、TCファーラムの提言「国民・納税者に開かれ独立した納税者支援調整官制度の刷新に向けて」(仮題)の作成・公表にこぎつけたいと思います。
会員の皆さまの積極的な参加をお願いします。
◉ 開催日時/場所/参加方法
【開催日時】 2024 年11 月26日(火)午後2時~4時30分
【開催方法】 ハイブリッド 【リアル(対面)+Zoom オンライン(遠隔)併用】方式開催
【リアル(対面)会場】 東京永田町・衆議院第2 議員会館 第8 会議室
※Zoom参加希望の会員や会員団体は、事務局:info@tc-forum.netあてにEメールでご連絡くさだい。招待状(Zoom URL)をメール送付します。
◉ 式次第
◎あいさつ:益子良一(TCフォーラム共同代表)
※ 納税者支援調整官とは(国税庁HP)
〇〇納税者支援調整官を使いこなそう(TCフォ-ラム パンフレット)
◎司会:小林俊光(全商連)
◎報告テーマと報告者
①どう刷新する、納税者支援調整官の仕組み:岡田俊明税理士(30分)
報告レジメ
②納税者支援調整官の利用実態を見える化する:平石共子事務局長(30分)
報告レジメ
③アメリカの納税者権利擁護官制度から学ぶ:石村耕治白鷗大学名誉教授(30分)
報告レジメ
④討論(30分)
*なお、報告レジメは、各報告者の『報告レジメ』をクリックしてください。プリントアウトできます。また、報告時、各報告者のレジメは、会場のスクリーンやPC画面にアップします。